色による心理的効果、知覚感情

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色による心理的効果、知覚感情

健康について

2018/08/23 色による心理的効果、知覚感情

●知覚感情(固有感情)
知覚感情の代表的なものは、寒暖差や膨張・収縮感情などです。私たちは、色を視覚でとらえているにもかかわらず、色を 見て皮膚で感じるような寒暖感を生じさせています。実際にはない暖かさや冷たさを色から感じているのです。
一般に、赤や橙系統の色には暖かさを感じ、「暖色」と呼びます。これに対して、青系等の色には冷たさを感じ、「寒色」と呼びます。そしてどちらにも感じとれない色は、「中性色」と呼びます。色の寒暖感は、人間の歴史的な経験から呼び起こされると考えられています。暖色は炎や太陽を連想させ、そこで体感した暖かさを呼び起こし、寒色は水や海などを連想させ、そこで体験した冷たさや寒さに結びつくのです。
実際に、同じ間取りの部屋を使用し、全て暖色のインテリアでまとめた場合と、全て寒色のインテリアでまとめた場合では、暖色の方が、部屋の体感温度が2〜3度高くなったという実験結果があります。冷え性の方は、体温調整に色を有効活用してみるのも良いでしょう。
また、膨張・収縮感では、明るい色に膨張し、暗い色は収縮して見える特徴があります。その効果を実際に考慮したものに、囲碁の碁石があります。囲碁は基盤の上に白と黒の碁石が隣接して置かれますが、白は膨張色、黒は収縮色であるため、白と黒の碁石が全く同じ大きさであれば、白の碁石の方が心理的に若干大きめに見えてしまいます。従って、ほとんどの碁石は、白い碁石の方をほんの少し小さめにつくり、心理的に同じ大きさになるように工夫されているのです。色の膨張・収縮感は、服に取り入れることで体型カバーにもつながります。

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