マラソンによる心機能

しあわせカイロプラクティック院

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マラソンによる心機能

健康について

2019/03/14 マラソンによる心機能

 肺で取り入れられた酸素と筋肉で産生された二酸化炭素は、血液の循環により運搬されています。このポンプ機能を担っているのが心臓です。
 私たちの体の全血液量は体重の約8%です。つまり、体重70kgの人の全血液量は約5.6ℓになります。しかし、マラソン中は多い人で1分間に約30ℓもの血液の循環が必要であり、血液を素早く肺や全身の筋肉に循環させることが重要となります。
<心臓の構造と働き>
 心臓は、胸腔内で左右を肺に囲まれたほぼ胸の中央、少し左寄りにあり、重さは250~300g程度の臓器です。
 心臓は、4つの部屋に分けられます。上部にあるものを心房、下部にあるものを心室と呼び、それぞれ左右に分かれているため、右心房・右心室・左心房・左心室と呼びます。
 まず心房は、心室に送る血液を全身あるいは肺から受け取って一時的に溜めた後、拡張した心室に送り込む役割をしています。これに対して心室は、肺と全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。これらの役割の違いから、心筋の厚みは心房よりも心室の方が厚くなっています。さらに、左右の心室の厚みを比べた場合、全身に血液を送り届けるために強い収縮力が必要な左心室の心筋厚は約1cmあり、右心室と比べて約3倍にもなっています。
 次に、心臓を左右に分けて考えます。右心房と右心室の働きは、全身から送られてきた二酸化炭素を多く含む血液を肺に向けて効率よく届けることであり、一方の左心房と左心室は、肺でのガス交換を終えた酸素を豊富に含んだ血液を全身に向けて勢いよく流すために働いています。これが心臓での血液循環の流れです。

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